1-20【命】植物もいきものです!

こんにちは、ミツバチにうなじを刺された彩メロです!

ー束の間の 刺された痛み 瞬く間ー(彩メロ作 笑)

 

農業(法人勤務)に従事しているわたくしですが、

栽培のスタートである

播種、すなわち種まきについてのお話です

 

これは家庭菜園から農業生産まで共通しています

 

発芽不良の種子を・・・

現在、メロンの栽培に携わっている彩メロですが、

以前こんなことがありました


 

育苗して発芽した苗を

ポットに移し替える(👈鉢上げと言います)

という作業をしていました

 

約3,400ほどの苗を鉢上げするのですが、

中には発芽不良のものもありました

 

双葉(子葉)が黄色くて弱々しく、

皆が、

「これは鉢上げしても、どうせ生長しないだろう」

と諦めるような苗でした

 

それが100弱(3%)

 

定植本数は確保できており、

予備の苗(定植後に生育不良に対応するため)も多少あるからいいや

というのがわたしを含めた皆の心理でした

 

そのため、

発芽不良のものを捨てる

という行為をしてしまいました・・・


 

メロンの苗を軽んじる心理が表れた

農業者としてあるまじき行為です

 

大反省です

 

このとき、わたし(たち)は

「なぜ育苗期間を延ばして発芽の可能性に懸けなかったのか」

 

もしかしたら苗と培土を捨てずに育苗し続けていたら・・・

もしかしたらもう少し日光があれば、水があれば・・・とか

それほど一つひとつの命を嚙みしめるべきでした

 

すこし場面は変わって

わたしは毎週、海外実習生とZOOMで

作業のマニュアル勉強会を小規模ながら開いています

 

日本語の先導も兼ねて仕事内容の意味を

いっしょに理解・共有する勉強会です

 

そのなかで、

「播種とは、命を預かってこれから育てていることを理解しているか

という内容を共有しました

ここでみんなで、じぶんのコトバで説明できるように発表し合いました

 

皆、説明に詰まっていました

彼らは非母国語の日本語というハンデを負ったうえで、

大切だからこそ難しい課題

でも、彼らなりに説明してくれました!

  • 種も頑張って生きてる
  • 氣もちを込めて育てていく
  • メロンにも命が宿っている

 

まとめ

いかがでしょうか?

今回の真理というのは、

植物も命を宿っているということ

その命を預かる者としての使命を噛みしめること

です

“使命”って“命を使う”って書きますしね(´・ω・)

 

捨ててしまったあの種はもう戻ってきません

また、植物を育てていたら枯らしてしまうこともあります

そこには多少なりとも技術は必要ですからね

それが悪とかそういうことじゃあないのは、分かってくれたはず!

 

これが

人間だったら?我が子だったら?

どうしていただろうか・・・

 

そもそも人間だからとか植物だから

という線引きがおかしいのです

 

「植物だったからいいや」

なのか

「人間にはしないからいいや」

なのか・・・

 

今一度、“”というものを嚙みしめようと思います

命の大小は関係ない

みな平等です

 

ちなみに、わたしのコトバは

 わたしたちは播種した苗の親である意識をもつ

です

 

苗とは赤ちゃんです

じぶんが赤ちゃんのときって何もできなかった

そんなとき親はわたしを可愛がって育ててくれた

 

今度は、この種の親として可愛がって管理しようと思います(^^♪

 

では、ばいなら~✋

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